介護業界では女性が活躍中!
家事スキルを活かせるやりがいの大きい仕事
女性の介護職が多いって本当?
重労働できついイメージが強い介護職ですが、女性が多いというのは本当なんでしょうか。厚生労働省の調査によると、実は介護職のうち7割以上が女性であることがわかっています。また、その中でも施設の介護職では30~40代の割合が一番多いそうです。この年代の女性のライフスタイルをイメージしてみましょう。家庭を持っている人も少なくないし、子育て中の人もいるだろうな、と想像できるはずです。
そんな仕事だけに集中できる環境ではない女性たちが介護の現場で活躍できるのには、ちゃんとした理由があるんです。
重労働で大変ではないの?
介護の場面では、入浴介助やベッドから車椅子への移乗など、女性の力では大変そうな仕事がたくさんありますよね。便利な福祉用具もありますが、それだけで乗り切っているとは到底思えません。それではどうやっているのかというと、女性に限らず介護の現場で働く人たちは、力任せではなく「ボディメカニクス」という技術を使うことで安全に介護を行っているんです。
一見すると腕の力だけで行っているように見える介助の場面も、ボディメカニクスを身につけていると最小限の力で安全に行うことができます。逆に力任せにやってしまうと、介護する側の身体に負担がかかるだけでなく、介護される側に危険が及ぶこともあります。お互いにとっていいことづくめのボディメカニクスは、介護の仕事の場面だけでなく育児や家族の介護にも活かすことができるので、そのために勉強していた主婦がそのまま介護職になるというパターンも多いみたいですよ。こういった技術を身につけることによって、女性の力でも無理なく介護職として働くことができるんです。
ちゃんと続けられるの?
介護職は、家事や育児と平行して働くことができる環境が整っています。介護職の仕事内容は家庭で日常的に行っている家事スキルが活かせるものが多いので、主婦が未経験でも飛び込みやすい職業といえます。職員向けの研修を行っている事業所もあるので、就業前に資格をとりに行くような時間はないし…という人も安心ですよ。
またシフト制なので、子どもが学校から帰ってくる前に帰宅したいなどの時間的な都合もつきやすいのが特徴です。勤務先の形態にもよりますが、土日に休むことも可能です。訪問介護であれば、直行直帰や短時間シフトといった働き方もできます。
家事の延長のような仕事内容が多いことについて「家でも仕事でも同じことをやるのか…」と思う人もいるかもしれませんが、それはちょっと違います。家庭で家事をこなしたあと、家族からの感謝の気持ちをいつも受けとっているという主婦はどのくらいいるでしょうか?介護の仕事なら、普段当たり前のように行っていることであっても、それが利用者の希望に沿っていれば「ありがとう」と声をかけてもらえたり、喜んでいる表情を目の当たりにすることもできます。そこからやりがいを感じ、もっと頑張ろうというモチベーションにもつながるようです。実際に介護職と家庭を両立している人のインタビュー記事もぜひ見てみてください。主婦は本当に介護職に向いているかも…?と感じられるはずです。
さまざまなライフイベントを経験しながら介護職を続ける、平野さんのお話です。家庭との両立のコツも見えてきます。 |
自分に合ったスタイルで働こう
それぞれの家庭の事情や将来設計によって、仕事に求める条件も変わってくるはずです。「きらケア」は豊富な案件数で、働き方もさまざまな求人を取り扱っているので、自分に合った職場を見つけることができるはずです。無料のサポートを利用して効率的に求人を探しましょう!